
ジェンダーレス対応はじめてます
こんにちは、くらもちゃうだーです🌝
へーしゃは、昨年の 6 月からジェンダーレスな就業規則の導入をしております。
この新たな規則により、性別に関係なく、個々のスタッフが自己や多様性を表現できる環境を整えることができました。
今回のブログでは、ジェンダーレスな就業規則のメリットと導入の重要性についてご紹介します。
ジェンダーレスとは?
従来の女性観(レディース)にも男性観(メンズ)というジェンダー(社会性別)にとらわれない表現を意味する言葉で、社会性別の性差のない、またはなくそうとする考え方も意味します。
例を挙げると、「保母」・「保父」の代わりに『保育士』、「看護婦 (女性看護師)」を『看護師』、「夫婦」や「夫」や「妻」といった用語をさけ、『パートナー』・『配偶者』を使用したり、男の子のランドセルは『黒』・女の子は『赤』、男の子は、『寒色』・女の子は『暖色』を好むなどの “決めつけ” も含まれます。
似たような言葉で、「ジェンダーフリー」もあります😃
こちらは「性別によって生じる差別・格差をなくす」という意味合いがあり “家事や子育ては女性の仕事“、”組織のリーダーは男性がするものだ” など社会通念や慣習によって生まれた先入観も含まれます🙄
なお、日本の 2022 年「ジェンダー・ギャップ指数(Gender Gap Index:GGI)」は、日本の総合スコアは 0.650 で、 146 か国中 116 位でした😓
出典:ジェンダー・ギャップ指数(GGI)2022年|内閣府男女共同参画局
ジェンダー・ギャップ指数(Gender Gap Index:GGI)とは?
「経済」「教育」「健康」「政治」の4つの分野のデータから作成され、0が完全不平等、1が完全平等を示します。
出典:「共同参画」2022年8月号|内閣府男女共同参画局
従来の就業規則の課題

従来の就業規則では、男女の固定的な役割が存在し、多様な性別やアイデンティティを持つスタッフにとっては不公平感が残るものでした😌
これは、組織内でのイノベーションやチームビルディングにも悪影響を与える可能性がありました。
ジェンダーレスな就業規則のメリット

ダイバーシティとインクルージョンの促進
多様なバックグラウンドや経験を持つスタッフが、組織内で自己を表現することで、新しいアイデアや解決策が生まれやすくなり、イノベーションとクリエイティビティが促進されます。
ダイバーシティ&インクルージョンとは?
「ダイバーシティ=多様性」、「インクルージョン=包括・受容」
異なる背景や特徴を持つ人々が包括的な環境で受け入れられ、尊重されることを重視する考え方や取り組みのことです。
優秀な人材の獲得と定着
多様性を重視し、包括的な環境を提供する姿勢を示すことにより、優秀なスタッフが組織に引き寄せられ、長期的な定着が見込めます。
ポジティブな企業イメージ
ジェンダーレスな就業規則を導入している組織は、社会的にも評価され、企業のイメージが向上し、人々からの支持を集めやすくなります。
就業規則のビフォー & アフター

- 「結婚」の定義が、明確になりました😃 異性・同性の事実婚 (内縁) も認められています
- 「配偶者」の定義も、明確になりました😃 異性・同性問わず、事実婚と同様の関係にある者も認められています
- 忌引が追加になりました😃 配偶者の祖父母・配偶者の兄弟・姉妹の死亡: 1 日
まとめ

ジェンダーレスな就業規則の導入は、性別に関係なく全ての従業員が自己を表現し、最高のパフォーマンスを発揮できる環境を作り出す重要な一歩です😁
ダイバーシティとインクルージョンを促進し、優秀な人材の獲得、企業イメージの向上など多くのメリットをもたらします。
へーしゃは、ジェンダーレスな就業規則の導入を通じて、より包括的で多様性に富んだ未来を築くことを目指します。
すべてのスタッフが働きやすい職場環境を目指し、それを実現させることが、日本のジェンダー・ギャップ指数にの上昇につながると信じ、日々努力してまいります😎