
ストレスチェック制度 導入します😃

2023 年 4 月よりストレスチェック制度を導入する運びとなりました😀
(健康診断月である 3 月におこなうべく進めておりましたが、集団分析に関するあれやこれやがありまして…😥)
50 名以下の企業は努力義務となっておりますが、仕事に集中できる職場環境を作ることが大切だと考え、また、テレワークがメインとなっている現状を鑑み導入に踏み切りました。
【ストレスチェック制度】とは🤔
企業などで働く従業員のストレスを定期的にチェックし、ストレスが原因で発症する可能性のある精神障害を予防することを目的とした取り組みです。具体的には、企業は従業員にストレスチェックを受けてもらい、その結果を基に、ストレスが高い従業員に対して個別に面談やカウンセリングを行ったり、職場のストレス要因を改善する取り組みを行ったりすることが求められています。ストレスチェックは、2015 年に制定された労働安全衛生法の改正によって、50 人以上の企業を対象に義務化されました。ただし、具体的な実施方法や内容については企業に委ねられており、一律に決められたものではありません。
厚生労働省「5分でできる職場のストレスセルフチェック」

へーしゃでは、2022 年の 12 月から従業員の健康管理の一環として、厚生労働省「5分でできる職場のストレスチェック」を利用しております。
5分でできる職場のストレスセルフチェック
https://kokoro.mhlw.go.jp/check/index.html
この切っ掛けとなったのが、へーしゃの2022 年 10 月度の経営会議に出席していた元従業員の言葉でした。
(へーしゃでは、部課長以上が出席する経営会議に、ランダムで 2 名の従業員に参加してもらっています)
お仕事をどこかで無理してないか、チェックする方法があるといいと思います。
毎日がんばれていたのに、急にきてしまうことがある。
直属の上司だと話しにくこともあるので、別の部署の人と話す機会があるといいと思います。
退職日も決まっており、たまたまランダムでピックアップされた状況ではありましたが、貴重な言葉でした。
「そもそも義務じゃないから」「年 1 回やれば OK」という考えがなかったといえば嘘になりますが、この言葉はさすがに応えました…。
「1 年に 1 回のストレスチェックでは意味がない」へーしゃ社長を含む経営陣の見解が一致🙂
2023 年 3 月スタートで動いていた法的なストレスチェック制度は、そのままに、「5分でできる職場のストレスセルフチェック」を利用した健康管理が問題ないかをエフアンドエムさんに相談したところ下記の回答が得られました。
- ご自身でストレスの状況を把握するツールとされているため、本来の (法律上の) ストレスチェックの代用とはならない
- 50人未満の事業所であれば、当分の間、 (法律上の) ストレスチェックの実施については努力義務
- 法律上のストレスチェックではなく、従業員の健康管理として行うという趣旨のものであればこのツールを使って結果を提出していただいても問題はない
- その場合でも、その結果を会社に提出される場合は、ご本人の同意は必要
- (法律上の) ストレスチェックとして行う場合は、本来のルールに従い実施された方が良い
というわけで、へーしゃは、年 11 回のストレスセルフチェック (57 問)と年 1 回の (法律上の) ストレスチェック (120 問)をおこなうことになりました。
なんでも相談

直属の上司だと話しにくこともあるので、別の部署の人と話す機会があるといいと思います。
こちらの課題については、2022 年 12 月から「相談・雑談・コーチング制度」をスタートさせました😀
しかしながら、まだ制度がはじまってから短いものの利用者は 0 です😥
相談はないに越したことはないのですが、相手が役員というところにハードルの高さもあるようです。
そんな中、エフアンドエムさんと (法律上の) ストレスチェックのお話を進めていくなかで、紹介されたのが株式会社セーフティネットさんでした。
【株式会社セーフティネット】さんとは🤔
2001 年 1 月 11 日設立
EAP (Employee Assistance Program / 従業員支援制度) としてメンタルヘルスサービスを中心に様々な課題解決をサポートしている会社で、自治体を除く採用企業は 2,000 社、150 万人にのぼります。
- ストレスチェック
- なんでも相談窓口
- ハラスメント対策支援
- 各種研修サービス
- 人事部支援 / 復職支援
- 産業医紹介 / 精神科医面接指導
もともと EAP 専門機関からスタートしているため、ストレスチェックも安心しておまかせできます😎
「ストレスチェックの実施者」は、医師、保健師、厚生労働大臣の定める研修を修了した歯科医師、看護師、精神保健福祉士、公認心理師の中から選ぶ必要がありますが、こちらも株式会社セーフティネットさん所属の方におこなっていただけます (今回は、精神保健福祉士の方のようです) 。
株式会社セーフティネットさんの担当者とストレスチェックの打ち合わせをしている際に、提案されたのが「なんでも相談」でした。
コンタクトセンター目線で言うと、フリーダイヤル・24 時間あたりは素晴らしいですね😎
相談していい内容は、まさに “なんでも” です。
どのくらいの件数の相談があったかは、教えてもらえるようで 1 年間試してみることにしました😀なんと「ストレスチェック + なんでも相談窓口」で割引も適用されます🙂
なんでも相談の「相談例」
- 職場・仕事
- 職場・仕事の相談
- 仕事でミスをしてしまい、落ち込んでいる
- 仕事の進め方で上司と意見があわない
- 異動後の仕事でわからないことが多くイライラする
- 管理職の相談
- 心配な社員がいるが病院を勧めても行ってくれない
- 休職中の従業員の見舞いに行くがどんな話をすればいいのか
- 上司と部下の板ばさみで会社に行くのが憂鬱
- 職場・仕事の相談
- 家庭
- 家庭からの相談
- 実家の親が高齢になり、介護などが心配
- 子どもが不登校になってしまった
- 家庭からの相談
- 健康 (精神)
- 健康 (身体面) の相談
- 何科に受診すればよいかわからない
- 風邪がなかなか治らないが他の病気の可能性は?
- 健康 (身体面) の相談
- 消費者
- 消費者問題
- 利用した覚えのないサイトから請求が来た
- 通販会社から返品不可と言われたが本当か?
- 消費者問題
- お金
- 借金問題
- 借金があるが家族に隠せなくなってきた
- 消費者金融から督促があり、精神的にきつい
- 借金問題
- その他
- その他
- 彼氏・彼女のことで悩んでいる
- 交通事故を起こしてしまいトラブルになっている
- その他
近しい人より、第三者に聞いてほしい (話してすっきりしたい) ことありますよね🙂
例を見ていると、プライベートのことも多く、仕事以外のストレスが仕事に影響してしまうことを物語っていますね。
“なんでも相談” がメンタルヘルス不調を予防する “転ばぬ先の杖” になってほしいと願っています。
なお、今回のブログ内容は、一部 ChatGPT さんとの共著となっております。
ストレス評価尺度(Perceived Stress Scale)、イベントストレス尺度(Life Events Scale)などで検索すると、ストレスについてより詳しく教えていただけます😅